忍者ブログ

MMT(現代金融理論)「論」ウオッチング!

ここは「MMT日本語リンク集」(みてねー)の番外サイト。 MMT(現代金融理論)「論」をウオッチしています。 良い紹介、よい批評を読みたいよね!

番外:薔薇マークさん、いい図あったあった!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

番外:薔薇マークさん、いい図あったあった!

これはびっくり、薔薇マークさん、ニュースニュース!

先日の件で、めっちゃ良い図がでてきた!
Liberalistさん、格好の絵を感謝!


先日、この和訳をどうしようかって話で。
ステファニー・ケルトンのつぶやき

Q: But that's deficit spending, so now you have add to the national debt.

A: Except the $ to buy the bonds comes from the deficit spending! It's not "borrowing" in any meaningful sense of the word. When people swap $$ for bonds, they're just holding another kind of gov money.

>Q: But that's deficit spending, so now you have add to the national debt.
: でも赤字財政支出ってことは、国の債務が増えたってことですよね?


このとき質問者さんが頭に思い浮かべたのが、ずばりこの絵。すごい\(^o^)/
(図の上の方に「政府が国債を発行すると、家計の預金が増える」とあるけどそこは見ない

「この図の②で政府が支出してるなら、①があったってことで、国の借金増えちゃってますよね?






ここから回答編。
さて、民間目線で、本当のスタートになっているのはどこですか?

それは、②。ここで民間の金融資産が増えている。
(同時に政府債務が増えていると言える)

①、③、④は、見ての通り金融資産同士の両替でしょ。
⑤は「分配と書かれてはいるけれど、民間全体だと預金の持ち主が変わるだけでしょ。

この②からスタートして③、④のプロセスが終わるまでを政府支出の一連の取引とみましょうか。
一連の取引の前後、銀行の資産の変化に注目すると、準備預金がまるまる増えている。
結局、この増える準備預金で①の国債を買っていたことになってるでしょ?

ではご一緒に!

>Except
確かに国債は増えているのですが、

>the $ to buy the bonds comes from the deficit spending!
(①で)国債を買ったそのドルは、まさにその政府支出の一連の取引から来ているのです!

>It's not "borrowing" in any meaningful sense of the word.
そういうのを「借りている」と言う人はいないでしょう。


>When people swap $$ for bonds, they're just holding another kind of gov money.
ドルと国債の交換。それってドルを別の種類の政府マネーに持ち替えただけですから。

ちゃんちゃん
PR

コメント

プロフィール

HN:
にゅん オカシオコルテス
性別:
非公開

P R