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MMT(現代金融理論)「論」ウオッチング!

ここは「MMT日本語リンク集」(みてねー)の番外サイト。 MMT(現代金融理論)「論」をウオッチしています。 良い紹介、よい批評を読みたいよね!

番外:MMTを激オシしたいあなたへ

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番外:MMTを激オシしたいあなたへ

こんにちは!

書こうかな、どうしようか、って思ってたことずっとあって一回だけ書いとこうかなと。。
道草でこのエントリを翻訳したときの思い出。

モズラー氏の金融システム改革案(2010年3月23日)これで貴方も脱MMT初心者!

この下のほうの野暮な翻訳者補足を、こっそりわざわざ書いた動機。

AOCの出現で、MMTという単語が広く知られるようになって、いろいろ解説する人が増えたのはいいんだけど、あれー?、レイの入門やミッチェルブログや、モズラーのデビュー作とかにちゃあんと書いてある大事なところが全然語られない?!、なぜだ?ってずっと思ってて。

とくにドヤ顔でMMTとは!みたい言ってる人ほどおいこれ知らないのかよ!って感じるところがあって、まあ、そういう人に個別で文句言ってもこりゃ仕方がないし、だったらOMFの説明をネットに落としておこうかなってやったのがこれなんですね。

この元の古い文章、実はじぶんも知らなくて、牙さんがみつけてくれたの見て「おお、うってつけじゃね、これ」、みたいな。

OMFの命名者はMMTerではないんですね。たぶんアデア・ターナーで、ミッチェルたちがその用語に乗ってるだけじゃないかなあ。
JGPを抜かして「財政ファインナンスでデフレ脱却!」と主張したい向きは、MMTも知恵袋もいらないから、ターナー持ってくればいいんじゃないですかね??

公共貨幣: 政府債務をゼロにする「現代版シカゴプラン」


で、MMT的にみて足りないのは金融調節をどうするの?ってところのほう。
それは準備預金付利だよねって。

で、どうしても補足を書きたくなった直接的な動機は、MMT激オシKさんのつぶやきを見たこと。見たときに、しんそこびっくりしたんですね。

だってですよ。
「1990年代にレイに会ったこともあるんだぞ」
とか、
日本におけるMMT紹介者には問題があるんだぞ(もちろんワシはよくわかっておる)」
とか、ずーっとずーっとおっしゃっている元大学の先生のKさんが!先月に!(リンク自粛)。

「政府が国債を発行する必要なくなっていて、どうしてインターバンク市場?

今朝みちゃったのが、MMT激オシLさん(やっぱリンク自粛)

キーボードを入力すると、政府の負債勘定には何が現れるのですか?日本銀行のバランスシートからも分かるように、通貨発行とは負債の計上ですから。

えーっとそれは困るだろ。。。

にゅんの願いはたったこれだけ。
MMTの話をするときに、ホント、この二つだけ、おさえてほしいの。。。
  • 貨幣の創造と破壊のプロセスは繋がっていない

  • OMFのときの金融調節の話

だからお願いしますよ中野先生。。。

さて、これだけでは何なので、ツイッターでシェイブテイルさんと話してて思った、日本の場合にどうしたらいいんだっけか?って話を。

考えてみたら基本的には、そんなの、普通にこれまで通り赤字国債発行すればいいんですよ。国債が金融調節の手段であることを踏まえて金利設定すればいいじゃね?くらいのもので。

赤字財政支出をすれば準備預金が増えるんだから、金利付けて回収すればぜったい話に乗る人いるでしょ?って話。

自分も説明よくなかったと反省していますが、結局、

・政府預金の当座貸し越し(これは念のためあってもいいかもね)だの

・中銀の直接引き受けだの、

・政府紙幣だの、

それらは基本的にぜんぜん考える必要はないと。まあ、あってもいいけどね、くらいの。

運用は今までの通りにやったっていい。
ただ単にそのとき、国債について余計な心配や計算をするのだけ、やめましょうや、ただ、クルーグマンみたく心配で仕方がない人にだけ、しっかり教えてあげればいいのではないかと。。。
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